アウトプットとインプット

インプットとアウトプット2018/06/03

 現代人の多くの人がインプットすることだけに専念してしまい、アウトプットすることを忘れています。ようするに自分で考えようとしていないのです。何故このような事態に陥っているのか。あるいは疑問を持たない生き方が推奨されているのか。あるいは私たちは消費することに専念してしまい、思考をやめてしまうのかもしれません。

 映画をみて、見終わったら次、そのつぎと映画を見て現実を忘れている感覚に慣れてしまっている。そのような生き方は楽です。自分で判断しなくてもいいし、決断しなくてもいい。与えられてそれを消費するだけなのですから。創造する喜びをしなければ人間は停滞します。

 私たちが成長する時というのはそのサイクルを見出し、それを実行する時です。その時私たちは「創造した」と言えるのです。

 私たちが会話している時に興味深い話というのは見た映画の話などや読んだ本の話などではありません。例えば新しい料理を作った時の苦労や発見などの方が興味が湧きます。

 あるいは人々はコミュニケーションを放棄しているという風にも考えられる。現実の人間関係の中で言説の壁を作ってしまい、初めから諦めているかもしれません。この人に言っても無駄だとか。でもそれは結局のところ私たち個人個人の話し手としてのセンスなのでしょう。ある種のコミュニティを作る人間というのは自分の考えを周りに魅力的に伝え、また人々を巻き込みます。

 私たちは自分を開いていく必要がある。

今の時代開いていったものが勝ちます。ユーチューバーも、ツイッターも承認されれば世間は見てくれます。

 臆病になることはありません