2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『戦う植物』を読む

植物の世界っていうのは傍目から見ると平和で争いなどない世界に見えるかもしれないけど実は熾烈な競争を強いられているんだ。今ある森の植物なんかも熾烈な競争を勝ち抜いている植物ばかりなんだ。 例えばセイタカアワダチソウは川辺に生えているね。あれば…

YES sir !

無性にホテルのバーで酒が飲みたくなる時がある。それは決まって夏の夕立ちが去った後だ。そんな時はまっさきに、仕事もはやめにきりだして、キンキンに冷えたビールを行きつけのバーに飲みにいく。そして、夜になる前の都市を眺める。アスファルトは乾き始…

ヒッピー 文化とDIY

ヒッピー文化はいかにして消費されるようになったか?を問うことはしない。今じゃ文化はなべて消費されるようシステムに組み込まれているからだ。 ヒッピーとは何か。規制の秩序に対してNOを社会に突きつける精神性。その内実はフリーセックス(パリ5月革命…

筋トレと劣等感

何故かくも人びとは筋トレに勤しむのでしょうか。それは美しくありたい、という理由であったり、強くありたいであったらは、100通りの理由があるでしょう。 私たちは人生を、楽しむ必要がある。あまりに人生が沈鬱してしまっていて面白くないのだ。つまりみ…

私たちは何処から来て何処へ行こうとしているのか。

最近の私の趣味はその人がどういう思考過程を持って生活しているか、ということである。私たちは普段無意識にしろ、意識的にしろ、喜怒哀楽をもって暮らしている。 しかしどうやら21世紀という時代は人が自ら孤独になっていくことになんら抵抗示さない。むし…

男はいつからおじさんなるか

いわゆるおじさんというのは年齢で計られるか。 ファションがダサい、所帯じみている、臭い、なんとなくこなしている、無意志、恥じらいの欠如、客観性の欠如。あるいは「裏切られた青年」の末路。 わかっていることはおじさんはダサいということであり、そ…

自由について

私たちは何故かくも自由をもとめるのか。それは私たちが不自由=不幸と考えているからである。即ち私たちは自由になるために金を稼いだり、芸術活動に従事したり、あるいは革命に身を投じるのである。 それほどにみんな自由を最上のものと認めている。あるい…

ワンパンチで敵が殺せてしまうということ

俺は強くなりすぎてしまった。 定石通りの退屈が俺を襲う。 どんな敵も一撃で殺せてしまう。 昔はそんなことはなかった。いくらでも自分より強い奴らがいた。戦うたびにそいつらにうちのめされ、地面に顔を突っ伏した。そのたびに「クソっ!いつかはお前らよ…

そうだったのか!現代史!

独裁者というのは何故大量殺戮を厭わずに実行できるのか。スターリン然り、ポルポト然り、金正日然り、彼らの何が大量殺戮へと駆り立てるのだろうか。 それは彼らの「理想」があまりに高いからである。彼らは原始共産社会や、共産主義社会を目指している。そ…