丸山穂高議員の戦争奪還発言

 このご時世に「戦争」というキーワードを出して北方領土を奪還するという発言をすればメディアは膝を揃えて大人しくしているはずがない。こういうアグレッシブな発言に対して日本国民はあまりに敏感になっている。それは先の大戦の悲惨さを記憶しているからなのか。はたまた単に国家のために命を投げ捨て領土を奪還する意志のない国民が増えたか、どちらが多数派かは明確だ。日本国民の大多数は戦争したくないのである。何故なら今の快適な生活を侵されるのが嫌だから。戦争すれば、インフラは破壊されるし、食料だって乏しくなるだろうし、窮乏を耐えなければならない。そんな忍耐力を想像しただけで今の日本人は諦めてしまうのではないか。快適さを捨ててまで戦争したくない。これが圧倒的大多数じゃないかしら。

 日本の空気が根底から変わるには誰かが死ななければならない。