マルコムXとキング牧師

奥田民生の「無」

平成生まれの私は最近恥ずかしながら奥田民生を聞いた。その印象は「無」を志向する柔らかな反逆だ。そのルーツは東洋的な無の境地なのだと私は信じている。私たちは会社で働いて、上司に頭を下げ、同僚と出世競争を繰り広げている。そんないざこざなしにほ…

『戦う植物』を読む

植物の世界っていうのは傍目から見ると平和で争いなどない世界に見えるかもしれないけど実は熾烈な競争を強いられているんだ。今ある森の植物なんかも熾烈な競争を勝ち抜いている植物ばかりなんだ。 例えばセイタカアワダチソウは川辺に生えているね。あれば…

YES sir !

無性にホテルのバーで酒が飲みたくなる時がある。それは決まって夏の夕立ちが去った後だ。そんな時はまっさきに、仕事もはやめにきりだして、キンキンに冷えたビールを行きつけのバーに飲みにいく。そして、夜になる前の都市を眺める。アスファルトは乾き始…

ヒッピー 文化とDIY

ヒッピー文化はいかにして消費されるようになったか?を問うことはしない。今じゃ文化はなべて消費されるようシステムに組み込まれているからだ。 ヒッピーとは何か。規制の秩序に対してNOを社会に突きつける精神性。その内実はフリーセックス(パリ5月革命…

筋トレと劣等感

何故かくも人びとは筋トレに勤しむのでしょうか。それは美しくありたい、という理由であったり、強くありたいであったらは、100通りの理由があるでしょう。 私たちは人生を、楽しむ必要がある。あまりに人生が沈鬱してしまっていて面白くないのだ。つまりみ…

私たちは何処から来て何処へ行こうとしているのか。

最近の私の趣味はその人がどういう思考過程を持って生活しているか、ということである。私たちは普段無意識にしろ、意識的にしろ、喜怒哀楽をもって暮らしている。 しかしどうやら21世紀という時代は人が自ら孤独になっていくことになんら抵抗示さない。むし…

男はいつからおじさんなるか

いわゆるおじさんというのは年齢で計られるか。 ファションがダサい、所帯じみている、臭い、なんとなくこなしている、無意志、恥じらいの欠如、客観性の欠如。あるいは「裏切られた青年」の末路。 わかっていることはおじさんはダサいということであり、そ…

自由について

私たちは何故かくも自由をもとめるのか。それは私たちが不自由=不幸と考えているからである。即ち私たちは自由になるために金を稼いだり、芸術活動に従事したり、あるいは革命に身を投じるのである。 それほどにみんな自由を最上のものと認めている。あるい…

ワンパンチで敵が殺せてしまうということ

俺は強くなりすぎてしまった。 定石通りの退屈が俺を襲う。 どんな敵も一撃で殺せてしまう。 昔はそんなことはなかった。いくらでも自分より強い奴らがいた。戦うたびにそいつらにうちのめされ、地面に顔を突っ伏した。そのたびに「クソっ!いつかはお前らよ…

そうだったのか!現代史!

独裁者というのは何故大量殺戮を厭わずに実行できるのか。スターリン然り、ポルポト然り、金正日然り、彼らの何が大量殺戮へと駆り立てるのだろうか。 それは彼らの「理想」があまりに高いからである。彼らは原始共産社会や、共産主義社会を目指している。そ…

口籠もって聞かないと損をするぞ!

利己的な私、利他的な私

結局はすべては自分のためなのです。人のためだと言っても結局は自分が上手く立ち回るための戦略に過ぎないのです。 いやいやそんなことはない。よの中には自分を犠牲にして利他的に動く人もいるじゃないですか。家族のために働いたりしてるじゃないですか。…

金沢旅行

金沢駅に到着。2018/06/29から さて何処へ行くか。兼六園、21世紀美術館、茶屋町、そういえば腹が減ったので寿司を食いに行くことにした。 それにしても脚が痛い。旅行にエスパドリーユ を履いてくるのがいけない。踵が痛い。なんて馬鹿な男だろうか。 今度…

思考過程

何か行動を起こす時に私達は無意識的にやるか、それともある種の思考の型(フォーム)をもってやるのとでは積極的な人生態度として差異が生まれる。私達は私達の行動規範を反省しているか。これでいい、などと言って満足していないだろうか。 多くの人は現実…

阿保な上司

仕事のできない上司を持つとその部下は不幸になる、ということを最近私は会得した。上司の命令、特に阿呆な命令に従わなければならない部下は不幸でしかない。 だから私はその上司を反面教師に明日からバリバリ仕事をやるつもりである。 何故なら部下に不幸…

アウトプットとインプット

インプットとアウトプット2018/06/03 現代人の多くの人がインプットすることだけに専念してしまい、アウトプットすることを忘れています。ようするに自分で考えようとしていないのです。何故このような事態に陥っているのか。あるいは疑問を持たない生き方が…